まもなく『Lean Enterprise』の日本語版が発売されます。アジャイル開発、リーンスタートアップ、デザイン思考といったスタートアップでは「あたりまえ」となった開発手法を効果的に導入しながら、大企業において継続的にプロダクトやサービスを作り続ける組織やチームを構築するために参考となる書籍です。

本講演では、『Lean Enterprise』の発売に先駆け、いち早くそのエッセンスを抽出して、大企業がスタートアップのように働くことの意義、大企業だからこそできる強み、プロダクトを中心に置いた仕事づくり、イノベーション文化の育て方などを説明します。少しでも組織を変えたいと思っている方には、今後に活かせる内容となるでしょう（興味があれば、あとから本も読んでください！）。

アジェンダ

※ 時間の都合により変更する可能性があります。

1. リーンエンタープライズ

• リーンとは？ エンタープライズとは？
• ミッションの原則
• 人材は競争優位である

2. 探索フェーズの改善

• ポートフォリオを管理する
• 検証されたビジネスモデルを活用する
• データを圧倒的な優位性にする
• MVPで実験を加速する
• 最重要指標を利用する
• スケールしないことをしよう

3. カイゼンの簡単なワーク

• 内容未定

4. 活用フェーズの改善

• 継続的改善をデプロイする
• 改善のカタを利用する
• アジャイルな企業を作る
• バリューストリームを描く
• ユーザーリサーチを実施する
• 実験を安全に失敗させる

5. リーンな組織変革

• イノベーション文化を育てる
• 研修は役に立たない！？
• 年次会計サイクルの罠と革新会計
• ITを競争優位にする

講師について

角征典（@kdmsnr）

ワイクル株式会社(取締役、プログラマ、コンサルタント)。東京工業大学環境・社会理工学院（特任講師）。アジャイル開発やリーンスタートアップのコンサルティングに従事。訳書・共訳書に『カンバン仕事術』『リーダブルコード』『メタプログラミングRuby 第2版』『Team Geek』『Running Lean』『Lean Analytics』『ウェブオペレーション』（オライリー・ジャパン）、『エクストリームプログラミング』『7つのデータベース 7つの世界』『アジャイルレトロスペクティブズ』（オーム社）、『エッセンシャルスクラム』（翔泳社）、『プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本』『Software in 30 Days』『サービスデザインパターン』『Clean Coder』（アスキー・メディアワークス）、『Fearless Change』（丸善出版）など。

主催

ワイクル株式会社

備考

• 請求書の発行が必要なお客様、社内での実施を検討されている担当者様は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。別途、ご案内さしあげます。
• 同日にレゴスクラムもやってます。